伊藤若冲 掛軸 【群系図】・【老松白鳳図】 詳細説明
伊藤若冲(いとう じゃくちゅう 1716年~1800年)は、江戸時代の画家で絹本着色などの技法で鮮やかな色彩と細かい描写を活かし、動物や花を詳細に描いた作品を残しています。
若冲の代表作である「動植綵絵」(どうしょくさいえ)の中から国宝となっています「群鶏図」と「老松白鳳図」を紹介させていただきます。
作品は、輪郭線をトレースした生地に人の手で実際に絵の具をのせる技法で描かれており、印刷とは異なる奥深さが感じ取れます。
①「群鶏図」(ぐんけいず)
鶏の画家の異名を持つ若冲は、「群鶏図」でも様々な体制の鶏を克明に描き出しています。
若冲はただ単に鶏の姿を描くだけでなく、その個体の内面や本質を描き出そうとする「写意」の意識が強く、それゆえ1羽ずつ鳥が迫真的に迫ってきます。
②「老松白鳳図」(ろうしょうはくほうず)
鳳凰が松の上で旭日を仰ぎ見る構図。軽やかな足の動きでハート形の尾羽もそれに連動してゆらゆらと揺れているようで、羽や胴などの緻密で正確無比な線描からは並々ならぬ緊張感が漂っています。
黄土と胡粉による裏彩色により光り輝く羽の煌めきが表現されています。
・掛軸サイズ 高196cm×巾71cm
・高級桐箱入り
*受注生産のため、ご注文確認後、滋賀県の当工房より発送まで約30日ほどお時間をいただきます。